オオクニヌシが愛した女神に出会う旅
古代出雲は広域を統治していた。なぜか?
出雲が強大な武力で支配圏を拡大したから?
それもあるかもしれません。
でも出雲には偉大なる王もいました。
その名も大国主(おおくにぬし)
またの名を八千矛(やちほこ)
日本各地で女神と恋愛した彼は、
その様子を古事記に残されているほどです。
そんな彼が愛した女神たちに出会う旅をご提案します。
スセリヒメ
スサノオの娘であり、オオクニヌシの正妻!その美しさと言ったら、スサノオのもとから連れ出し、駆け落ちしたほど。その嫉妬深さと言ったら、ヤガミヒメが子供を置いて逃げ出すほど。古事記では可愛らしくもいじらしいキャラとして描かれているスセリヒメですが、実は生誕の地も終焉の地も出雲にあるのです。
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ヤガミヒメ
因幡の国に住む絶世の美女で、その名は出雲の国にまで伝わるほどだった。たくさんの神の中からオオクニヌシを選んだものの、それが原因となってオオクニヌシは兄たちに命を狙われ、自身の恋も叶わぬ結末となってしまう。悲劇のヒロイン。
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ヤノワカヒメ
スサノオの娘といえばスセリヒメが有名ですが、実は出雲風土記にしか登場しない娘が存在したのです!ヤノワカヒメはオオクニヌシが家を貢いだほどの恋愛上手。玉の輿を狙う貴女は八野神社を参拝しましょう!
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マタマツクタマムラヒメ
神在月に神様が集うのは出雲大社ですが、実はその1週間前に神々が滞在するのはこのムラタマヒメの場所なのです。神様が集まる本当の理由はこの美女との面会!?
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アヤトヒメ
カミムスビの娘という由緒正しきお家に育つ。オオクニヌシの求婚を受けると、これを断り黄泉の国に隠れるという危険な女神。見初められたら命がけ!?
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タゴリヒメ(タキリヒメ)
宗像三女神の一柱、タゴリヒメは古事記によるとオオクニヌシと結婚し、アジスキタカヒコとシタテルヒメを産んでいる。出雲大社ではオオクニヌシが向いている西の方角に祀られており、大本命とのウワサ!?
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ヌナカワヒメ
古事記はオオクニヌシがわざわざ越の国まで逢いに行く程の美女だったと伝えています。恋の歌を詠んだ最初の神様でもあります。また古事記には記載されていませんが、彼女とオオクニヌシとの間にタケミナカタが生まれたという伝承もあります。
神様図鑑 | ヌナカワヒメ
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