【天皇譲位】なぜトランプ大統領が新天皇陛下に挨拶に来日するのか?
新天皇即位が予定された2019年5月を控え、米国大統領トランプ氏が来日するという報道がなされています。
トランプ大統領の訪日は2019年5月26日を予定されているそうです。
新天皇即位後、初めて逢う外国首脳となる予定です。
世界をリードする国の代表が挨拶に来るとは、天皇陛下ってどんな存在なのでしょうか?
また、新天皇即位が世界の国々から見てどんな風に見えているのか、知っておいて損はないですね!
なぜトランプ大統領は天皇に挨拶に来るの?
答え
日本が世界最古の王朝であり、日本の皇室は世界で1番長く続いている血統だからです。
今上天皇は第125代目
日本は建国2679年目(2019年現在)
こんなに長く、同一民族の統治が続く国は世界中探してもありません。
参考記事はこちら
トランプ大統領はこうした背景をよく理解して、普段は政治や経済で折り合えない部分があるとしても、それは一先ず置いといて挨拶にいらっしゃるのです。
国家元首としての礼儀作法をよく理解していらっしゃる方ですね。
天皇って何ですか?
天皇は国体である
簡単に言うと天皇という存在は日本の国を維持するものです。
天皇の統治が続くことにより、日本人の血統は保たれ、日本人の統治する国であることが担保されています。
この存在のことを国体(こくたい)と呼び、これは日本にしか存在しないシステムなのです。
内閣総理大臣は政体
政治のトップは内閣総理大臣ということになります。
政治のトップが失脚しても日本は滅びません。政治のトップにスキャンダルがあっても日本人の格は下がりません。
このような政治のトップの事を政体(せいたい)と呼びます。
国体と政体を分けていることにより、革命やクーデターが起こらないのです。
どんなにお金や権力を得ようとも、どんなに魅力に溢れた人であろうとも、天皇になれるのは皇室の男系だけです。
どうにかしたら天皇になれるシステムがあったとしたら、クーデターによって天皇の座を狙うものが出るかもしれません。西洋社会ではそうやって王朝が滅びてきたのですが。。
天皇の仕事って何?
天皇の職務というのは大きく分けて二つあります。国事行為と宮中祭祀です。
国事行為
いわゆるご公務の事。
外国の来賓を接待されたり、総理大臣などの任命をされたり、勲章を授与されたり、様々な書類に目を通して承認をされたり。。
法律に定められたいわゆるお仕事ですね。
これだけでも十分に多忙。プライベートな時間など、ほぼありませんね。
宮中祭祀
法律に定められてはいない、天皇陛下が個人のお金を使って、行うお祀りごとです。
簡単に言うと、祈る事です。
毎日、日本国民の事だけでなく、世界平和を祈っていらっしゃいます。祈りを完璧なものにするため、今起きている事を隅々までお調べになり、大変な目に遭っている人のことを常に気にかけていらっしゃるのです。
詳しくはこちらをご参照ください
どうなる?新天皇即位
米国大統領だけでなく、各国の首脳、代表が新天皇陛下にご挨拶するため来日することでしょう。
成田空港を始めとする国際空港は空前の賑わいとなりそうです。オリンピック以上にセキュリティは厳戒態勢を敷く必要がありそうですよね。
とはいえ、庶民目線からは各国の代表が続々と訪れるのを見て、日本てすごいな!とか、天皇ってすごいな!という気持ちになるのではないでしょうか!?
5月が楽しみになってきました。
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