【素鵞社(そがのやしろ)】神の砂で縁結びパワーアップ!〜出雲大社の歩き方〜
御本殿北側に、出雲大社の境内でも最大のパワースポットがあります。それが素鵞社(そがのやしろ)です!
この素鵞社では有名なお砂をいただくことができるのですが、
最近どういう訳か全国的に有名となっているようで、多くの方が参拝されています。時には行列になっていて参拝できないことも・・・
しかし、出雲大社の境内を歩いているとよく聞こえてくる残念な声。。。
「お砂をもらえるって聞いてきたけど、どこでもらえるの?」
「え!?事前にそんな事してこないともらえないの!?」
そうなんです。
下調べをせずにこのお社を突撃訪問すると、大変残念な事になってしまうのです!事前に行う大事な儀式がありますので、必ずその儀式を行ってからお参りしましょう!!
ちゃんと正しい手順を踏んでこのお砂いただいて帰ると、あなたの縁結びパワーもアップし、あなたのお家も土地も運気上昇間違いなしです!!
詳しく説明していきますね!
素鵞社のお砂をいただくまでの手順
1.稲佐の浜へ行ってお砂をいただく
【CHECK!】
必ずビニール袋を2〜3枚持っていきましょう
2.出雲大社に正しいお作法で参拝する
【CHECK!】
三度の禊によって穢れを落としましょう
3.素鵞社で稲佐の浜の砂と交換でお砂をいただく
【CHECK!】
持ってきた砂よりも少なく頂いて帰るのがマナー
1.稲佐の浜の砂を取りに行く
まずは出雲大社から15分程度西に歩いたところにある稲佐の浜にいきます。
ちなみにこの稲佐の浜は、神在月に神様が最初に降り立つ場所
神様はここから出雲大社へ向かって歩みを進めます。神様と同じルートで参拝すると思えば、楽しくなりますね!
稲佐の浜へのアクセス
出雲大社までは大分距離がありますので、歩くのが大変な方は、タクシーやレンタカーを利用しましょう。稲佐の浜に着いたら弁天島の御祭神『豊玉毘古命』にご挨拶。弁天島にある鳥居に向かって参拝を済ませましょう。
キチンとお参りを済ませたら、足元の砂をいただきましょう。
次の人の為に掘った後はキチンと埋め戻しておきましょうね。
2.出雲大社へ正しいお作法で参拝する
稲佐の浜でお砂をいただいたら、いよいよ出雲大社を目指しましょう。稲佐の浜から徒歩で目指すとおよそ15分くらい。出雲大社に着いたら正しいお作法で参拝して、神様に失礼のないようにしましょう!
正式な参拝ルート
1.勢溜の鳥居から境内に入る
2.祓社で穢れを落とす
3.祓橋を渡って穢れを落とす
4.手水舎で穢れを落とす
5.拝殿に参拝
6.八足門から本殿に向かって参拝
7.素鵞社に参拝
【CHECK!】三度の禊によって穢れを落とす
祓社(はらえのやしろ)はお祓いの神様全てをお祀りしています。まずはこのお祓いの神様の力で穢れを落とします。
次に祓橋(はらえのはし)を渡ると、神聖な鶴山から流れている素鵞川によって、穢れが流されていきます。
最期に手水舎にて禊を行うと、完全に穢れが落ちて、ようやく境内に入ることが許されます。
出雲大社に入るには実に三度も穢れを祓って参拝する事になります。こうすることでより多くのご神徳を受ける事ができるのでしょう。
3.素鵞社に参拝してお砂をいただく
そして素鵞社へ参拝。位置関係を確認しておきましょう。
御本殿の裏手(配置図の上側)ですね。
素鵞社に参拝を済ませたら、お社の横側から社殿の下を覗くと、
砂が置いてあります。
砂箱へ稲佐の浜から頂いて来た砂を奉納します。
代わりに置いてあった砂をいただきましょう。
【CHECK!】持ってきた砂よりも少なく頂いて帰るのがマナー
次の人の為に欲張らないように注意してください。
素鵞社でいただいたお砂を活用する!
ここからが一番大事です。縁結びの力を高める使い方を2つご紹介します!
土地の守護
お砂を自宅の敷地の四隅(東西南北)に埋める
土地に埋めるとその家は素鵞社のパワーによって守られます。実は僕の友人もこのお砂によって守られたとしか考えられない事態に。。改めてこのお砂のパワーを実感した次第です。。
このお社にご案内して砂を持ち替えられた方が、1週間後に大地震に被災されました。周辺の住宅は倒壊したり、住めなくなったりといった被害が出ましたが、この方のお家は無事でした。そして、色んな家財が倒れましたがご家族が寝ていた場所は安全だったそうです。
お守りにする
お守り袋を買って、お砂を中に入れると肌身離さず持ち歩けます!
お守り袋は出雲大社の神門通りで購入できます。めのやというお店で600円程。
旅の思い出に丁度いいですよね!
出雲に来られなかったお友達にご縁をお裾分けなどされてはいかがでしょうか!?
素鵞社のパワースポット
実はこのお社、さらに凄いパワーを頂くことができるんです。
お社の裏手には磐座(いわくら)があります。この素鵞社の裏手の八雲山、この山こそが御神体。
感じる方にはビシビシと波動が感じられるはずです。
八雲山をはじめとするこの山脈一帯は古代の祭祀の場所。
お隣の弥山は入山できるのに対して、八雲山は禁足地となっており、特に大事な場所であることが明らかです。
あえて写真は掲載しません。
というか、僕が写真に撮ろうとするとなぜか画像が記録されていないという事が起こります。。。撮影禁止の場所はやっぱりあるんですね。
社は屋代
神社が日本に作られる前の神道では、人々は山や海、長寿の木などを拝んでいました。
そこに神が宿ると信じていたのです。
神が降りる山は禁足地となり、神が降りる岩は磐座となり、
神が降りる木は御神木となったのです。
そして日本に仏教が伝来し、寺が作られ始めると神道も神社を作るようになりました。
神社という依り代に神が降りると考えられるようになり、
その依り代を屋代(やしろ)、つまり社となったのです。
素鵞社の御祭神
素戔嗚尊
すさのおのみこと
ヤマタノオロチを退治し、草薙剣(くさなぎつるぎ)を手にした偉大な神様です。
※八岐大蛇神話についてはこちらをご参照ください
国譲り神話においてアマテラスの使者が「出雲の国は本来アマテラスが治めるべき地」と言ったのはこの皇位継承権に由来しているのでしょう。
もともと出雲の国を治める権利があったのは、大国主命がスサノオの娘、スセリ姫を娶ったからなのです。
古事記では大国主命とスサノオに血縁を作ることによって出雲の正当性を担保しています。その正当性を示すために6世代前の祖先を嫁にもらうというのも無理がありますが・・・そこは神話ですから!
スサノオが祀られたこの素鵞社は出雲大社御本殿を後方から見守っています。
素鵞社から見た御本殿。
千木が空に突き刺さらんばかりの偉大な姿。ここからの眺めを2羽のウサギが独占してます。
どんな会話をしているんでしょう?仲よさそうに寄り添っていますね。
まとめ
出雲大社の境内摂社の中でも一番のパワースポットである素鵞社。
せっかくお越しになったのならお砂をいただきましょう。
そのためには事前に稲佐の浜に行って、奉納するお砂を収集する必要があります。また、せっかくいただいたお砂は家のお守りに、大事な人のお守りにお使いくださいね。
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出雲大社の歩き方
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最後まで読んでくださってありがとうございます!
皆様に素敵なご縁が結ばれますように!
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台湾の李と申します。
月末に島根県へ松江城マラソンと旅行に行くつもりです。
よく詳しいお祀りの説明ですし、出雲大社の参拝お楽しみです。
残念ですが、月初の神在月の神迎祭と神在祭を見学できませんでした。
役に立つインフォメーションをありがとうございます。
李様
コメントありがとうございます!神在祭の時は人が多いので、月末くらいの参拝の方がゆっくりと歩けるはずです。
11月13日に出雲大社の神在祭は終わりますが、その次は佐太神社、さらに万九千神社でも神在祭が行われます。ぜひ出雲を楽しんで行ってくださいね!
参考リンク
http://izumo-enmusubi.com/entry/kamiari-2019/
10月に出雲大社に参拝、首都圏から1人旅で出かけて来ました。
今回は素鵞社にも参拝、清涼な空気に感激しました。携帯で写真を撮ったものの、宿に帰って確認しても私も一枚も見当たらず….. 何の間違いかと頭をひねっていました。 翌朝、もう一度出発前に早朝参拝、今度こそと数枚写真を撮りましたが、その後確認したところ、たった一枚だけ残っていました。 家族からは、自分のうっかりを妙にスピリチュアルついてと馬鹿にされていましたが。 そうですよね、此処は本当の神域なのかもしれないです。 やっと理解出来た次第でした。
Blue moonさん
せっかくコメントくださったのに返信ができておらず、すみません!
カメラでの撮影では不思議な事が起こりますよね。僕も取材する中で何度か経験あります。シャッターが切れない、シャッターが連射になる、顔を検知した□マークが出るなど。ぞっとするときもありますし、神様が居られることを感じられて嬉しくなる時もあります。Blue moonさんにとっても、気づきのある体験だったのですね。