【出雲大社の謎】巨大しめ縄は何を意味するのか!?古代から届くサインを感じてみる
出雲大社のしめ縄は他の神社と逆。通常はしめ縄の綯(な)い始めの太いほうが右に来るように飾るのが一般的です。
それは神道では全て右側が優位・上位に扱うから。お供え物や儀式は右から左へと進めていくものです。
ではなぜそんなしきたりに逆らって、綯いはじめの太いほうを左に向けているのでしょうか!?このような形式のしめ縄を「出雲系しめ縄」と呼ぶことにしましょう。
しめ縄の意味とは!?
しめ縄とは注連縄とも占め縄とも書きます。占めるとは占領などと言うように、ここから先は神様の領域ですということです。
考えてみると「ナワバリ」というのも面白い言葉ですよね。
日本人にとってはしめ縄を見ると、ここから先はふざけてはいけない領域だなと、少し気持ちが引き締まりますよね。
また、木や岩にしめ縄が結ばれていると、何か神聖なものだなと感じますよね。
出雲系しめ縄は龍の形!?
出雲では古代から龍を信仰してきました。龍神は蛇の形でも現れます。出雲大社の境内でもたまに見かけます。見かけるととても幸運で、神様からのメッセージが届いているということです。
特に素鵞社は八雲山の真下ということもあり、稀に見かける事があります。
【出雲大社の歩き方7】神の砂で縁結びパワーアップ!〜素鵞社(そがのやしろ)〜 – 出雲大社の歩き方
また、出雲市内の神社各所で見かける「荒神さま」も明らかに龍です。これらは主に木に巻き付けられており、巻き付けられる回数は8回もしくは7回半です。理由を書くと長くなるので、それはまた次回にしますね。。
左が頭、右が尻尾、下に垂れた鼓胴(こどう)がまるで龍の足のようです。
つまり龍をが左を向いているのです。そしてこの左というのは、出雲大社では西の方角、つまり御本殿の大国主命と同じ方角を向いているのです。
出雲系神社のしめ縄は西を向いている!
仮に龍が右を向いている事があったとして、その神社の御祭神が出雲系であれば、ぜひ方位磁石かスマホの方位磁石アプリで方角を確かめてみてください。その神社での右というのは西を向いている可能性が高いです。
しめ縄はDNAにも似ている!?
2つの螺旋が絡まり合っている構造は、まるでDNAの構造と似てますね!
神社の参道は産道という音とも通じ、命の起源を連想させます。ちなみに三種の神器の勾玉も胎児の形なのです。この話も長くなるので別の特集記事にします。。
つまり古代の出雲人は何らかの方法で命の起源や、遺伝の法則に迫っていたに違いないのです。DNAに関する事はまだまだわかっていない事が多く、本当は12本構造だという事が分かってきています。
12本のうち2本しか使えていないので、人間は本来の能力の2割も使えていないというのです。
大分脱線しましたが、私たちは自分の体の事でさえまだまだ分からないことだらけです。出雲系しめ縄からは色々なメッセージ受け取る事ができます。
古代の出雲人は現代の私たちよりも、もしかして進んだ文明を持っていたのではないかと私は考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか!?結局謎は謎のままですが、しめ縄ひとつとっても我々現代人には謎がいっぱいです。言い伝えが全ての文化的遺物。
出雲にはこうした価値あるものがたくさんあります。時にはこういう太古の昔に思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか!?
そして一生に一度は出雲の大しめ縄を見においでくださいね!
出雲大社の中でも1番大きいしめ縄は神楽殿にあります。
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