オオカムヅミ|意富加牟美命・大神実命
オオカムヅミ
古事記:意富加牟美命
日本書紀:なし
出雲風土記:なし
別名:大神実命
オオカムヅミの特徴
黄泉の国の入り口(黄泉比良坂)に鎮座している、邪気を払う
オオカムヅミの御神徳・御利益
邪気退散、雷除け
オオカムヅミの系譜
全てが謎に包まれている。黄泉の神話に突如として登場し、イザナギから神の名を授けられた
オオカムヅミにまつわる神話
黄泉の国神話
火の神を生んだことで命を落としたイザナミ。最愛の妻に逢うため黄泉の国を訪れたイザナギだったが、変わり果てた妻の姿に逃げ出します。
恥をかかされたイザナミは黄泉の国の軍勢を使ってイザナギを追いかけます。手段を尽くして追っ手を振り払おうとするイザナギでしたが、ついに万策尽きます。
やっとのことで黄泉比良坂まで走ってきたイザナギは、その地に自生した桃の実をつかみ、黄泉の国の軍勢に向かって3つ投げつけます。すると黄泉の国の軍勢は一斉に退散していったのでした。
命を助けられたイザナギは桃に神様の名前を与えたのです。その名もオオカムヅミと!
オオカムヅミ関連スポット
黄泉比良坂|イザナギが逃げ帰った黄泉の国へつづく道
多伎藝神社|海から上陸した神?花馬神事に隠された謎~シリーズアダカヤヌシ2~
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