出雲の神社おすすめ10選!お土産話にちょうどいい神社!
八百万の神々が集まる出雲。毎日色々な方面からたくさんの人々が訪れます。そんな一生に一度は出雲へと思っている方々の目的はやはり神社へ参拝する事ではないでしょうか?
出雲には日本全国に祀られている神様のルーツとなるような神社が数多くあります。まさに神話は出雲にあり!そんな出雲の神社から厳選された10社をご紹介しましょう!
出雲大社(いずもおおやしろ)
言わずと知れた出雲大社。島根県は知らなくても出雲大社の事はみなさんご存知というくらい有名ですよね?もともと神宮と言えば伊勢神宮、大社と言えば出雲大社しかありませんでした。明治以降は大社という名前も神宮という名前も自由に名乗れるようになってしまいましたが・・・
出雲大社は旧暦10月になると日本全国から神様が集まり、ご縁結びの会議「神議り(かむはかり)」が行われる事から、縁結びのお社として信仰を集めています。ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。大和王朝ができる前は日本を統治していたのは出雲だったと伝えられています。国を譲って以降はこのお社にひっそりと鎮座する大国主命。このお社にはミステリーがいっぱいです。
ミステリー好きの方はこちらもどうぞ
日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)
出雲大社の北西に位置する神社。日本海を臨み、背後には高い山々という陸の孤島に位置する神社は徳川家の崇敬篤く、現在の社殿は徳川三代将軍の家光公の建立によると伝えられ、朱塗りが眩しい権現造となっています。
この神社のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)。
「伊勢神宮が日本の昼を守るならば、日御碕神社は日本の夜を守れ」
宮司家の祖先はこんな託宣を受け、この地に天照大御神をお祀りしたのが神社の始まりなんだとか。日本の夜を守るという偉大な使命を担っている、すごい神社なのです!
この神社には日光東照宮にある「見ざる・聞かざる・言わざる」という猿の彫刻画ある他、大事な暗号が刻まれているのですが・・・あなたはどれくらい発見できるでしょうか?
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須佐神社(すさじんじゃ)
出雲だけでなく全国的にも有名な神様、須佐之男命(すさのおのみこと)を祀る神社。ところが他のスサノオ系神社とは全く違う意味合いを持っています。それは須佐之男命の終焉の地であるというご由緒。
須佐之男命はヤマタノオロチを退治し、大事な娘を大国主のお嫁に出すと、出雲の国を大国主命に託されました。その後須佐之男命はご自身が住む場所、最期を迎えるにふさわしい場所を望まれ、この地にお決めになりました。そしてこの地を「須佐(すさ)」と呼ぶようになったのです。
このお社の背後にはご神木の大杉を含む鎮守の森が広がっている他、境内には出雲大社の近く稲佐の浜につながっている湧き水、「潮の井」があるなど、須佐神社七不思議というものが存在します。ミステリー好きはぜひご参拝ください。
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万九千神社(まんくせんじんじゃ)
旧暦10月に出雲大社で会議をすませた神様は、このお社で打ち上げをしてからお帰りになります。つまり居酒屋 万九千ですね。神様がお酒を飲んで、大いに語り、大いに笑う姿を見てみたいものです。神様の打ち上げ会を「直会(なおらい)」と呼びます。
直会のお社にぜひお参りください。
ゴールデンウイークには大直会と称して、神社境内でお酒を飲んで騒ぐことができます。神在月だけでなくゴールデンウイークの参拝もオススメですよ!
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朝山神社(あさやまじんじゃ)
神在月に神々が出雲にお越しになることはご存知ですよね。でも一番最初に神様が降り立つのはここ、朝山神社だという事はあまり知られていません。出雲大社境内には八百万の神々がお泊りになる、ホテルのようなお社があり「十九社(じゅうくしゃ)」と呼ばれていますが、その十九社はなんとこの朝山神社にもあるのです!
八百万の神々はなんと出雲大社よりも10日も早く、この朝山神社に到着されるのです!何でしょうかこの先乗り感。しかも出雲大社に到着後の滞在期間は7日で、朝山神社の方が長く滞在されることになります。侮れない神社!
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曽枳能夜神社(そきのやじんじゃ)
出雲大社の宮司さんの遠い祖先をお祀りする神社。ご祭神は伎比佐加美高日子(きひさかみたかひこ)というお名前。古事記によると、言葉を発することができなかった第11代垂仁天皇の御子をお助けしたと伝えられています。
垂仁天皇の御子が言葉を発することができなかったのは「出雲の祟り」とあり、大国主命を祀る社を整備したところ祟りが静まったとあります。
つまり、国譲りの時に約束した出雲大社をまだ作っていなかった?あるいはこの曽枳能夜神社が元出雲大社ではないか?とも考えられます。神話の裏側が垣間見える不思議なお社。観光客はほとんど訪れない静かな雰囲気も魅力的です。
境内には不思議な石があります。
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稲生神社(いなりじんじゃ)
出雲大社からほど近い位置にある神社。ここはインスタ映えを狙える神社ですよ!
なんと、参道を電車が通るのです!!
遮断器などもなく少々危ないのですが、電車が来る時間帯を狙って参拝すると、このような写真が撮れるのです!通過する電車は映画RAILWAYSで有名になった一畑電鉄(いちばたでんてつ)です。
出雲市駅から出雲大社まで走っているこの電車に乗ると、車窓からこの神社を見ることもできますね。どちら側から見るかはあなた次第!
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韓竈神社(からかまじんじゃ)
出雲大社の北側、霊山弥山を隔てて反対側にあるお社。崖を這い上っていく事15分少々、厳しい試練に耐えたものだけが参拝できるという初心者お断りの神社です。登山というだけでも厳しいのに、さらに辛い試練が待ち受けています。
お社がもうすぐそこ!というところで、この隙間を通れる者だけが参拝できるのだと知らされることになります。あなたのウエストは大丈夫でしょうか?
この神社のご祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)
須佐之男命はスリムな人が好きという事でしょうか?チャレンジするには色々と準備が必要ですね。。参拝される方は登山用のシューズと汚れてもいい服装、軍手を持参しましょう。軍手はグリップ力のあるゴム製のものをお勧めいたします。
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御井神社(みいじんじゃ)
ご祭神は木俣神(このまたのかみ)
この神さまは大国主命の最初の妻、八上姫の御子です。
八上姫と言えば絶世の美女として有名で、因幡の国(現在の鳥取市あたり)に美女ありという噂が、出雲にまで聞こえたとされます。噂を聞きつけた大国主命は兄弟とわざわざ出かけて行き、求婚なさいます。
大国主命の御子を宿した八上姫はこの地を訪れ、御子を産んだとされており、神社周辺には産湯に使ったとされる三つの井戸があります。この井戸は日本最古の井戸とされ、御井神社の名前の由来にもなっています。
また、この神社の近くには日本三美人の湯として名高い、湯の川温泉があります。子宝と美肌をお求めなら、ぜひこの御井神社に参拝しましょう!
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那売佐神社(なめさじんじゃ)
この神社のご祭神は須勢理姫(すせりひめ)
大国主命の正妻にして、須佐之男命の娘です。そしてこの神社のご由緒は、ここが姫の実家である事を示しています。
古事記の記載をひっくり返す伝承が残る神社。近くには姫が産湯を浸かったとされる岩坪があります。この辺の岩は角が取れて滑らかなものが多く、その岩を見て須勢理姫は「滑らかな石」と仰ったことが地名由来となりました。
この神社の本殿が向いている方角は南東。その方角にはなんと須佐神社があるのです。これは偶然でしょうか?須佐神社は須勢理姫のお父上、須佐之男命の終焉の地。これは偶然でしょうか?ぜひこの神社に参拝して確かめてみてください。
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何時もの事ながら、面白い!
毎回毎回、楽しみにしてます。
とっきーさん
ありがとうございます!励みになります!これからも面白い記事を書けるように頑張っていきますね!
今度4年ぶりに島根に行くことにしたので、とても参考になります!お参り前に勉強させていただきます〜(^^)
momonocoさん
コメントありがとうございます。旅行でしょうか?いいですね!ブログ記事になったりするんでしょうか?楽しみです!