【閲覧注意】出雲の危険なパワースポット!猪目洞窟とは?
出雲大社の北側にあるのは霊山である山脈。つまり弥山(みせん)、八雲山(やくもやま)があります。その山を越えて日本海を望む位置に、問題のスポットはあります。
今回ご紹介する危険なパワースポットはそう。
猪目洞窟(いのめのどうくつ)
この地を訪れる方は覚悟を決めてください。そして、覚悟の無い方は決して訪れないでください。今回ご紹介する猪目洞窟は縁結びとは無縁です。
猪目洞窟にまつわる言い伝え
夢でこの場所を訪れたものは必ず死ぬ。
なんと恐ろしい言い伝えでしょうか?
ちなみにこれは奈良時代に編纂された出雲風土記の一文です。さらに書にはこう綴られています。
「この穴を黄泉の穴と名付けた」
つまり、この場所は黄泉の国へ続いているというのです。出雲には他にも黄泉の国へと通じるとされた場所があります。黄泉の国とはどこなのでしょうか?
古事記ではイザナミも黄泉の国へ行ったとありますが、条件次第では現世に戻ってこれるような発言をなさっています。神話の世界では生と死というのが曖昧ですね。
話を戻して猪目洞窟の様子をご紹介しますね。
あまりに怖いのでこのブログには写真を貼りません。
どうしても洞窟の写真を見たい方はこちらのサイトをご覧ください。
写真を見たくないけど、情報だけ教えてという慎重なあなた!気が合いますね!言葉だけで説明してみますね。
海に面した岩肌に斜めに割けたような大穴が開いています。猪の目のような形という表現が適切かどうかはわかりませんが、あまりに不気味です。
洞窟の入り口にはお社が立っています。ご祭神は不明。
洞窟の入り口は天井も高く、横幅も広いのですが、奥へ行くにしたがって高さも幅も狭くなっていきます。奥の方は暗くてよく見えません。
猪目洞窟での体験談
興味本位で訪れる事をお勧めしない理由があります。この場所で体調を悪くされた方を知っているのです。感じる方には感じられるのでしょう。
この場所を訪れた瞬間に「パワースポットだ」と感じたその方は、しばらくこの地でパワーを受け取ろうとなさっていました。ところが、数分後には全身の力が抜けてきたと仰り、危ないところだったとのこと。
その後出雲大社の神門通りや勢溜りにまで帰ってくると、行きかう人のプラスのエネルギー、「良い気」に助けられたと言って元気を取り戻されました。私自身も不思議な体験でしたが、私は怖いので猪目洞窟に入っても2分くらいで脱出して遠くから見ていました。やはり長く滞在してはいけないのですね。夢に出ても怖いので写真は勿論撮りません。。
猪目洞窟の発見
恐ろしい言い伝えを持つ猪目洞窟ですが、実はごく最近までどこにあるのか分かりませんでした。出雲風土記に書いてあるものの、それがどこにあるのか特定されたのはとある工事がきっかけだったのです。
1948年(昭和23年)に、漁船の置き場として利用するため、入り口の堆積度を取り除く工事をした折に発見されたのです!まさしく偶然の発見だったのです。
猪目洞窟の出土品
- 縄文時代中期の土器片
- 人骨と生活品
特に埋葬について詳しくご説明すると、13体以上の人骨が発見されました。年代も様々で弥生時代の人骨や古墳時代の人骨などが出土。
生活品も貝類、獣骨、鳥骨、魚骨、木の実など様々に出土、また大量の灰も見つかったのだとか。
灰が出てくるという事は、何かを燃やしていた。あるいは調理していたのでしょうか?ここは生活の場所だったのでしょうか?黄泉の入り口で生活の跡・・・謎が深まるばかりです。
猪目洞窟へのアクセス
ご紹介しておきながら変ですが、行かない方がいいかもしれませんよ?
公共交通機関で行く事はできませんので、レンタカーなどで目指しましょう。
まとめ
猪目洞窟を紹介しながらも行かない方がいいという謎の記事でしたね。出雲には他にもご紹介しない方がいい場所がいくつかあります。
これを読んでいる方は、そういう危ないスポットについて知りたいのでしょうか・・・?需要があるのかわかりません。。
できれば縁起のいい場所を目指して旅行しましょうね!
黄泉比良坂と揖夜神社は行きましたが、ここの存在は、初めて知りました。ただ、覚えておくだけにしておきます。
とっきーさん
コメントありがとうございます。東出雲にお越しになったんですね。危ないスポットには近寄らない方がいいですよね!共感いただいて嬉しいです。私もここをご案内するときは長居しないようにしていますよ。