一人女神社|ヒトヒメとは誰!?
松江市玉湯町にある一人女神社。漢字だけ見るとぼっち女さんの神様のような印象を受けますが、読み方はヒトヒメジンジャなのです。こんな冗談を言っていてはバチがあたりそうな、ありがたい神様が祀られているので、さっそくご紹介していきますね。
一人女神社の御祭神
天忍穂耳命・天津彦根命・活津彦根命・天穂日命・熊野久須毘命
ご存じ日本人の総氏神であるアマテラス。そしてスサノオとアマテラスの誓約によって生まれた男神五柱が祀られています。ヒトヒメとはアマテラスの尊称ではないでしょうか。唯一の姫神という意味?
一人女神社のご由緒
出雲風土記には「大谷村に壹賈社あり」と記載され、少なくとも奈良時代くらいからその存在が見られます。この辺りには田畑が多く、古くから太陽を拝む信仰があったのでしょうか。
拝殿右境内の「むくろじ」の木はその樹齢古く、詳らかではありませんが古くより生育し今日に及んでいます。天照大御神様はその昔機織りの技を広くお教えになり給いてその糸を紡がれます糸車に「むくろじ」の実の種(核果)をお使いになり、その果皮は洗濯の洗剤となされ、また食用にも適する事等 お開きなされた御神徳を拝し古来より古存神木として存しています。
~一人女神社ご由緒書~
一人女神社の境内
御本殿
社殿は春日造で、千木は男千木、御神紋は亀甲内丸囲中に宝珠の玉、方角は北西を向いています。
北西の方角には高林神社、宍道湖を挟んだ反対側には秋鹿神社・・・?
社日碑
御納社
総荒神
須佐之男尊他
一人女神社へのアクセス
JR玉造温泉駅から車で約8分。神社には駐車場と呼べる場所はありませんが、神社の脇道を少し入ると路肩に停められそうな場所がありました。その先に進むと車がUターンできそうになかったので、不安な場合は前の道路に路駐してササっとお参りするのが良いかもしれません。
まとめ
名前の面白さにひかれて参拝してみたところ、偉大な神様に出会いました。良い天気の日だった事もあり、太陽の神様に歓迎されているような写真がたくさん。次は本殿が向いている方角の神社に参拝してみる事にします。皆様も気ままに旅をしてみてはいかがでしょうか。
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