出雲大社の御利益とは?願いを叶えるために覚えておきたいこと
島根県出雲市にある出雲大社。
正式名称は「いずもおおやしろ」と申しまして、近世まで「大社」の称号を使って良いのは出雲大社だけでした。
つまり日本で唯一の大社。大社と言えば本来は出雲大社の事を指すのです。
そんな日本で唯一の存在の神社、様々なご利益を期待して参拝者が絶えません。
みなさんどんなことを期待してお参りされるのでしょうか?
出雲大社の参拝のご利益とは?
ご縁結び
恋愛のご縁、お仕事のご縁、家族のご縁など様々なご縁結びにご利益があると思われます。
病気平癒
様々な病気による苦しみからお助けいただけるご利益があるでしょう。
または病気にかからないように、家内平穏をお願いするのも良いでしょう。
商売繁昌
五穀豊穣や商売繁昌などの、事業に成功して財を成すご利益があるでしょう。
神社参拝の御利益とは何か?
そもそも神社で得られるご利益とはなんなのでしょうか?
どうやって神社のご利益とは決まっているのか?考えてみたことはありますか?
実はその影に、本当にご利益をいただくためのコツがあるのです!
神社参拝の作法
神社の御本殿には神様が祀られています。
神様を丁重に感謝を捧げる事で、自らの行動をお助けいただくように祈願します。
神社参拝の基本的なルールはこの順番で行うことなのです。
自己紹介→感謝→決意→祈願
成し遂げたいことと、神様が出来ることが噛み合った時にご利益となるのです!
と言うことは、
どんな神様か分からないのにお願い事が叶うはずありませんよね?
逆にいうと、神様の数だけご利益があるということですね!
神社参拝のポイント!
- どんな神様が祀られているか知ること
- いきなりお願い事をしない
出雲大社のご祭神
お名前は?
大国主命(おおくにぬしのみこと)
どんな神様?
須佐之男命がヤマタノオロチを退治した後、出雲の国を治めていた王。
天照大神に国を譲るように求められた時も、話し合いを持って国をお譲りになりました。
また、多くの妻を娶り、沢山の子を成した色男でもあります。
怪我をした因幡の白兎を医学の知識で助けるなど、優しさと知性に溢れた一面も。
これらの神話に伝えられる「大国主命が成し遂げられたこと」にあやかろうとする事が、ご利益信仰なのです!
商売繁昌はどこに由来するのか?
仏教伝来から明治時代まで、神仏習合といって神様と仏様は同じとみなされてきました。
大国主命はこの神仏習合の時代に七福神の大黒天と習合していました。
大黒天といえば打ち出の小槌と福袋!
しかも米俵の上に乗っている姿が有名です。
つまり金運の象徴です。
この名残が大国主命と商売繁昌を結びつけたのでしょう。現代となってはある意味「おまけ」のようなご利益ですが。。
まとめ
神様の名前とどんな事を成し遂げた神様なのかを知りましょう。
それによって「お助けいただけること」がわかります。
恋愛の神様に試験の合格を祈願する。
などということでは本殿の中から、
「私に言われてもなぁ〜」
と聞こえてきそうですね。
お願い事を聞いていただくには、相手の神様の事も勉強してみましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
皆さまに良いご縁が結ばれますように!
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