【出雲のお土産】どじょうすくい饅頭は土産話にも最適!
出雲地方には古くから「どじょうすくい踊り」があります。
「安来節(やすぎぶし)」のお囃子に乗せて、リズミカルに踊られるどじょうすくい。
全国的には「飲兵衛の代名詞」としてイメージされるのではないでしょうか?
実はこのどじょうすくいには深~い意味が隠されているのですが、、
お土産の紹介と共にお土産話も紹介しますね。
どじょうすくい饅頭
画像引用:公式サイトより
どじょうすくい踊りにつかわれる「てぬぐい」が巻かれ、
ひょうきんな「ひょっとこ顔」が可愛らしい饅頭です。
中には白あんがぎっしり。
商品はこちらから購入できます
長年この味1種類で硬派にやってきたこの饅頭。
ついに「いちごジャム餡」「チョコ餡」「20世紀梨ジャム餡」「抹茶餡」の4種類が発売されました。
この商品は楽天などには出ていないようなので、メーカーさんのショッピングサイトで直接お買い求めください。
山陰のおみやげ本舗 なかうら / 【インターネット限定】どじょう掬いまんじゅう 5種パック
どじょう掬いまんじゅうは出雲大社のお土産屋さんや駅・空港など、出雲市内どこでも目にするぐらいメジャーなお菓子です。
観光にお越しの際はぜひお手に取ってみてくださいね。
【土産話】どじょうすくいのこと
どじょうすくい踊りは出雲地方でも東側の「安来」という地域が発祥。
この安来は素戔嗚尊が「この場所に来たら安らかな気持ちになった」と仰ったことがその名の由来です。
安来という地域は古事記によると、素戔嗚尊が高天原(天界)から降り立った場所「鳥髪山」の北部に位置しています。
素戔嗚尊の代表的な話には、八岐大蛇と三種の神器の1つ「草薙剣」が有名ですよね。
オロチを退治したら名刀が出てきた。
このお話しは製鉄の技術を獲得したという事の暗示でもあります。
また、どじょうすくいの特徴といえば、ユーモラスな装いとしぐさですよね。
画像引用:公式サイトより
手に持っているカゴのようなものは「簸(ひ)」と呼ばれ、川の砂を救い上げ、簸を揺すると、砂鉄だけがより分けられて残るのだそうです。
つまり、どじょうすくい踊りとはこの、砂鉄を取り出す作業を表しているのです。
安来は現代でも鉄鋼業が盛んです。
日立金属などの工場もあります。
どじょうすくい踊りの裏で流れる「安来節」も、元々は安来港から出港する船に「鉄製品」を積み込む際、佐渡おけさをルーツとする歌を掛け声としてうたったと伝わります。
その掛け声とは「あらえっさっさ~」という勢いの良いものでした。
出雲にお越しの際は、ぜひどじょうすくい饅頭を買って、お土産話とともに家族だんらんをお過ごしくださいね。
現在、東京在住、島根出身でどじょうすくい饅頭は定番のお土産でした(^^)一時期は、三味線や民謡も習っていたので、よく民舞で楽しいどじょうすくいの踊りを観る機会があったので、懐かしく思います。最近は、日本のルーツを知りたいと思うようになり、このブログで知らないことを更に学びたいと思いました。どじょうすくいの意味を知ると、また、違った味わいがありますね。まさか、味が5種類に増えていたのは知りませんでした。また、帰った時にでも全部味わいたいと思います。ありがとうございます。
ホーリーさん
コメントありがとうございます!
島根のご出身なんですね。どじょうすくい饅頭も、因幡の白兎も新しい味が増えてますので、ご帰省時にどうぞ!ブログも見てくださってありがとうございます!!励みになります!