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【出雲井社】圧倒的な力を持った神様!本当はご紹介したくない摂社?

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出雲大社の境外摂社である、出雲井社(いずもいのやしろ)があります。

出雲大社の東側に位置し、車で来るには困難な場所です。まるで参拝を拒むかのような、参拝者を選んでいるかのような神社です。

参拝した方にはお分かりになると思いますが、非常にパワーが強く、全身の毛が逆立ってくる感じがします。

今回はそんな、ご紹介してもいいのかどうか分からない感じでご紹介します。

 

出雲井社の御祭神

岐神くなどのかみ

神社の御由緒には出雲の国の平定に活躍された神とあります。これは日本書紀を引用していると思われます。

日本書紀 国譲り神話の一説

国譲りを終えたタケミカヅチとフツヌシ。しかしまだそれに従わない神たちがいました。二柱の神はそんな従わない神たちを討伐に出かけることにしました。大国主命はその旅に道案内役として岐神を遣わせたのです。

 

クナトの由来は色々あります。

古事記においてはイザナギが黄泉の国から帰ってきたとき、脱ぎ捨てた褌から発生した道俣神(ちまたのかみ)であるとか。日本書紀においては、イザナギが黄泉の国から脱出する際に「これ以上は来るな」と言って投げた杖から発生した来名戸祖神(くなとのさえのかみ)であるとか。

これらを踏まえて道祖神の原形になったのだとか。さらに天孫降臨で登場する道案内の神様「サルタヒコ」とも習合しています。つまり道案内に関するお話は全てこのクナトに通じているのです。ちなみにサルタヒコは出雲では「佐太の大神」と呼ばれ、クナトとは別の神として扱われているように見受けられます。

 

どんな神様なのかはぜひこの出雲井社を参拝して、ご自身の体で感じてみてくださいね!

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

皆様に素敵なご縁が結ばれますように!

 

出雲大社の歩き方

出雲大社の参拝方法をまとめたパーフェクトガイド!初めて参拝される方は必見です!

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