アヤトヒメ｜綾門日女命

アヤトヒメ

古事記：なし

日本書紀：なし

出雲風土記：綾門日女命

アヤトヒメの特徴

由緒正しき生まれ、見染めるも見染められるも命がけ

アヤトヒメの御利益・御神徳

恋愛成就

アヤトヒメの系譜

出雲風土記に見える系譜

父：神魂命

夫：大国主命

子：不明

カミムスビの娘であり、オオクニヌシの夫ということ以外には謎に包まれています。

アヤトヒメにまつわる神話

オオクニヌシとかくれんぼ

出雲風土記に記載されたオオクニヌシとの結婚にまつわるストーリー。

所造天下大神命（大国主命）が神魂命の御子である綾門日女命（あやとひめのみこと）に求婚された。その時　綾門日女命は承諾せずに、逃げ隠れなさった。

求婚されたらいきなり承諾せずに、いったんお断りするというのが古代の慣習であったそうだ。由緒正しきお家柄の娘ならば尚のこと。最終的には承諾するとしても一旦じらす。男はつらいよ。

かくれんぼの最後は黄泉の国

アヤトヒメを探して、出雲大社の裏山を訪ね歩いたオオクニヌシ。アヤトヒメが隠れていたのは黄泉の穴と呼ばれる遺跡でした。さんざん歩き回った結果、「正解は黄泉の穴でした！」って。。命がけの恋だ。

神様属性

地属性

真剣勝負・生真面目なふるまいのアヤトヒメ。また一度決めたら頑なにやり遂げそう。稲荷伸として五穀豊穣の御神格もあることから地属性と考えられます。

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